平成23年6月3日、川西町農業委員会(山本正毅(まさたけ)会長)では、数年耕作されていなかった農地約13アールで、農業と食の大切さを知ってもらおうと町内の幼稚園児ら約40名を招きジャガイモ掘りをおこないました。
この取り組みは、「遊休農地を農業委員会として率先して解消していこう」との農業委員の声などから、遊休農地解消モデルとして実施。同年2月のジャガイモの作付けも園児らとともにおこないました。
園児たちは「大きくて美味しそう」と土に触れるたびに歓声をあげていました。同園では収穫したジャガイモでカレーライスも調理。農作業を通して作物に触れることで、好き嫌いの改善も期待しています。
山本会長は「遊休農地の解消活動を町民に知ってもらうことも大切な取り組みの一つ。今後も一つ一つの取り組みを重ねながら、農業委員会活動を通して、特産品づくりなど町農業の発展に努力していきたい」と抱負を語る。
平成23年7月1日 全国農業新聞掲載