大和郡山市農業委員会では、活動の一環で遊休農地解消活動モデル展示圃に酒米を栽培し、大和郡山市ブランドとしての日本酒の特産品化を目指しています。
同委員会では6月8日、約26アールの農地に酒米「山田錦」の田植えをおこない、集まった農業委員らが汗を流しました。今回田植えを行った農地はもともと遊休農地でしたが、2月10日に農業委員で耕起や草刈り、肥料散布を行っていました。
この日作付けられた苗も、育苗などの苗管理をすべて農業委員らでおこなったものです。
飯田会長は「遊休農地対策などの農業委員会活動は、農業委員自らが先頭に立って汗を流し、啓発看板の設置や広報誌の掲載などで活動を広く市民にアピールすることが大切なんです」と話す。
平成24年6月29日 全国農業新聞掲載