新鮮な野菜を安価で販売する五條軽トラマーケットが10月8日に開かれ、五條市農業委員会（新宅一也会長）の農業委員が参画する中、女性農業委員5名も積極的に盛り上げた。
女性農業委員たちは、自分たちが作った農産物をはじめとする地元産キノコ3種類と柿などを持ち込み、販売した。本イベントの主催者である「五條軽トラ会」の実行委員会から依頼があり、地元農業の魅力を広げるために一役買ったという。
市内外問わず、県外の観光客も訪れにぎわいをみせ、特に野菜類は完売が続出した。
同市女性農業委員は、他にも西吉野農業高校の学生へ柿の葉寿司づくり体験や、若い女性グループへのコンニャクづくりなど伝統料理の伝承活動に関しても積極的だ。
同市農業委員会の鶴田和恵副会長は「自分たちが参加することで、若い人や女性が農業への関心を増やすことにつながれば」と語る。
（全国農業新聞 令和５年１１月３日号掲載）