“コンニャク”で6次化体験
奈良県農業会議(増井勲会長)は、このほど一般消費者に県内産農産物の魅力や農業への理解を深めてもらおうと、コンニャクイモを使った「食農体験ツアーin奈良」を三郷町で開催した。
この取り組みは、県農業会議と遊休農地解消活動の一環でコンニャクイモを栽培する三郷町農業委員会、奈良県農業法人協会が共催。農業サイドから食農教育の重要性と地域農産物の活用方法について積極的に発信した。
当日は、インターネット募集などで県内外から集まった20名の一般消費者が町農委会の下村修会長や職員らの指導のもと、町文化センターでコンニャクの手作り体験や圃場での収穫体験を楽しんだ。
続いて、同町の農業生産法人(株)農業公園信貴山のどか村に場所を移し、コンニャク料理や地元野菜をふんだんに使った地産地消ビュッフェを味わった。様々な料理の活用方法に参加者は目を丸くしていた。
また、国から認定を受ける同社のコンニャクイモの6次産業化の取り組みや、遊休農地解消活動に積極的に取り組む町農委会の取り組みについて学んだ。参加者はメモを取りながら熱心に耳を傾けていた。
コンニャクイモについて説明する下村会長 | 6次産業化や遊休農地解消活動の取り組みの 説明に耳を傾ける参加者 |
いろいろな大きさのコンニャクイモと コンニャクの手作り体験指導 |
収穫したコンニャクイモ |